斑尾高原に咲く花

シラネアオイ

  • シラネアオイ
別名 ヤマフヨウ(山芙蓉)、ハルフヨウ(春芙蓉)
学名 Glaucidium palmatum
時期 5月~6月
科名 シラネアオイ科

シラネアオイ(白根葵)

多年草。深山の植物。日本固有種の1属1種である。
高さは20~30cm。花期は5~7月頃。花弁はなく、7cmほどの淡い紫色の大きな萼片が4枚あり、大変美しい姿をしている。

和名は、日光白根山に多く、花がタチアオイに似ることからシラネアオイ(白根葵)と名づけられた。別名で「山芙蓉(やまふよう)」、「春芙蓉(はるふよう)」ともいう。

本種は1属1種のシラネアオイ科としてキンポウゲ科から分離することもあり(ダールグレン体系など)、かつてキンポウゲ科に含められていたボタン科(現在では別系統と見るのが定説)に近縁とする説もあった。しかし分子系統解析によれば、北米に分布するヒドラスチス属(Hydrastis:これも1属1種のヒドラスチス科Hydrastidaceaeとする説がある)とともにキンポウゲ科から初期に分岐したと考えられ、系統的にはキンポウゲ科に含めるのが適切である。